HOUSING SECTION 建装部門インタビュー

HOUSING SECTION

建装部門

山本産業 建装部

部長
(二級建築施工管理士)

伊藤 明美さん

建装部
(山形デコス)

高橋 一豊さん

人と街が、いきいきする環境づくり。

山本産業建装部の役割

古紙由来の断熱材を使った家づくり

山本産業建装部は、断熱工事や家具工事の専門部署。その建装部についてお話してくれたのが部長の伊藤さんです。「建装部の柱は大きく分けて2つ。1つ目は地球環境にやさしい素材『セルロースファイバー』を使用した断熱材の施工、2つ目はオフィスや教育機関などの備え付け椅子やロッカーや子育て支援施設の遊具、体育館の床などの工事などがあります」。

家を建てるときのこだわるのは間取り、デザイン、価格などさまざま。
こだわりのひとつに“断熱”と答える人はどのくらいいるでしょうか?
断熱は1年中快適な室温に保ち、エコで快適、健康的な住まいの重要なポイント。
壁、屋根、窓から熱の侵入・流出を防ぐのが断熱。「建装部が施工代理店として扱う木質繊維断熱材『セルロースファイバー』は、高い断熱効果により夏は涼しく冬は暖かい家を実現します」。

木質繊維断熱材
『セルロースファイバー』とは

セルロースファイバー は新聞紙の古紙を粉砕しホウ酸を混ぜた素材。一般的に使われているガラス繊維の断熱材に比べ、たくさんのメリットがあります。
「湿気を吸い快適な温度をキープするので結露防止と調湿性能も。ホウ酸化合物を含んでいるためシロアリやゴキブリといった害虫の予防と、高い防火性能もあります。また、セルロースファイバーは機械を使って隙間なく吹き込むので、高い防音性能もあります。快適な室温を保つため光熱費も抑えられるのですが、ガラス繊維の方が安価。グラスファイバーは人にも環境にやさしい素材です。せっかくいい素材なのでみなさんにもっと知っていただけるよう、さらに発信していくことが建装部の課題です」。

ミクロからマクロまで、
環境にやさしい街づくり

ほこり

断熱材で住環境を整えているだけでなく、公共施設の大型設備も施工する建装部。天童市子育て未来館『げんキッズ』の“ぼうけん広場”にあるタワーも山本産業が手がけたそのひとつです。「天童市内外の方が利用している施設。自分たちが携わった仕事で子どもたちが笑顔ではしゃぐ姿を見ると、こちらも笑顔になります。“地域貢献”が実感できることは、自分たちの自信や誇りにつながります。
山本産業は“埃”は掃除してしまいますが、“誇り”は大切にしていますからね」。
山本産業のモットーである“快適な環境づくり”に対し、ハード面で貢献している建装部。こらからも私たちの暮らしの中で、どんなものをつくり出してくれるのか楽しみです。そして、山本産業がもっと環境にやさしい街づくりについて考える、きっかけづくりをリードする企業としても期待がもてそうです。

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